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One Green Flag Project with Ampelmannは、 ひとつの詩から生まれたプロジェクトです。

まずは、One Green Flag Project with Ampelmannについて紹介させていただきます。

One Green Flag Project with Ampelmannは、作家・ドイツ文学者の天沼春樹氏の

「One Green Flag」という詩から生まれたプロジェクトです。

旧東ドイツ、そして現在のベルリンでも信号機のキャラクターとして愛されるアンペルマンと、

天沼春樹氏が出会ったことで、このプロジェクトは発足しました。

私たちが感銘を受けた詩「One Green Flag」の内容は、ひとりの男の子が各地の街に

緑の旗を立てることで、街の人々が大切なことに気付き、そして徐々に街が変わっていくというものです。

男の子が街に旗を立てたように、日本各地におもむいて「大切な気付き」を得るきっかけをつくるのが

One Green Flag Project with Ampelmannの活動です。

これまで、日本各地の小学校でエコ教室などを開催してきましたが、今後はさらに活動の幅を広げていきます。

One green flag

One day a youngman
Came to an open field
And hoisted a green flag in the field One green flag

The youngman went another day
To a beautiful wood
And hang the green flag out on a oak tree
One green flag

On the bridge over the river
One day streamed the green flag
Here again the youngman came

On a fine day
The youngman came to a town
- our big town
And he displayed the green flag
On a top of large building
But only one green flag

Many ships are at anchor in the harbor
Only one of them held up
The green flag at the fore
Only one green flag

The man came to our school
He put up the green flag
In the school ground
We gazed up at the flag
With an absentminded idleness

One day a lot of green flags
Were seen in the field

One day ever so many green flags

Streamd from the window in our town

Numerous ships in the harbor
Flew the green flags up at the fore

We hang out countless green flags
In our school
And we all had one in our hand

One day people all over the world
Saw millions of green flags

Though the youngman would never come again
Now we knew what had tried to show
With his green flag
With only one green flag



Text by Haruki Amanuma

ワン・グリーン・フラッグ

ある日、ひとりの若者が野原にやってきた。

そして、緑の旗を1本、野原に立てていった。

1本の緑の旗を。

若者は、また別の日に、美しい森に来て、

カシの木に緑の旗を立てていった。

1本の緑の旗を。

川にかかる橋の上にも、

ある日、緑の旗がひるがえっていた。

ここにも、あの若者が来たのだ。

ある晴れた日に、

若者は町にやってきた。ぼくらの大きな町へ。

そして、緑の旗を大きなビルのてっぺんに立てた。

たった1本の旗だった。

港にたくさんの船がとまっていた。

そのなかの1隻だけ、マストに緑の旗をひるがえしていた。

たった1本の緑の旗だ。

若者はぼくたちの学校にもやってきた。

行程の緑の旗をかかげていった。

ぼくたちは、ぽかんとして、

その旗をながめていた。

ある日のこと、たくさんの緑の旗が、

野原にひるがえるのが見えた。

ある日のこと、見たこともないほどたくさんの

緑の旗が、ぼくらの町の窓にひるがえっていた。

港にいる数えきれない船が

マストに緑の旗をなびかせていた。

ぼくたちも、学校でたくさんの旗を立てた。

手に手に1本の緑の旗を持って。

ある日、世界じゅうの人たちが

数えきれない緑の旗を目にしていた。

あの若者はもうやってこなかったけれど、

ぼくたちは、彼の気持ちがよくわかっていた。

たった1本の緑の旗で。

彼が見せたかったことを。



天沼 春樹

フードカテゴリーの第1弾はキッチンカー!

One Green Flag Project with Ampelmannでは、「フード」「エコ」「キッズ

」の3分野での活動を行なっていきます。

これまでのエコ教室に加え、キッズカテゴリーでは児童書の発行などを計画

しています。そして、フードカテゴリーの第一歩として始めるのが

キッチンカープロジェクトです。

このプロジェクトは、今後まずは2020年までを一つの目標とし進めていきます。

その基礎となるのがこの「アンぺルマンキッチンカー」です。

島根県津和野町にあるワーゲンバスを、 アンペルマンキッチンカーとして蘇らせます。

アンペルマンの地元ベルリンと姉妹都市の関係にある津和野町には、

古いフォルクスワーゲンバスがあります。

かつては移動カフェとして使われていましたが、2013年の豪雨震災以降、

ほとんど使われることはなくなっていまいました。このフォルクスワーゲンバスを

所有者から買い取り、修繕&改装をしてアンペルマンキッチンカーとして使用します。

ここから、KIDS、エコ&エネルギーの分野にもプロジェクトが拡大していく予定です。

危機的な日本の食料自給率。 国産食料のおいしさに気付いてもらうため、 キッチンカーで各地へ。

アンペルマンの地元ドイツと比べても、同じ先進国で

ありながら、の食料自給率は非常に低い状態です。

TPPにより、さらに低下する可能性もあります。

そこで私たちはキッチンカーで各地へ出かけ、国産食材のおいしさに気付いてもらうための

活動を始めます。

世界的に見ても高品質な国産食材を使った料理を食べていただき、それをきっかけとした

啓蒙活動などを行なうことで、国産食材の国内消費量を増加させていこうと考えています。

ドイツ料理、そして地産地消。 各地のイベントや企業イベントに出店します。

キッチンカーは各地のイベントや、アンペルマンの活動やエコ教室を通して関係性を築いた

ドイツ系企業などのイベントににおもむき、国産食材を使った料理を提供します。

天沼春樹氏からみなさまにご挨拶

「私のOne Green Flagという詩から、

さまざまな気付きを生む活動が広がっていくことを

とても嬉しく思っています。

私自身もこのOne Green Flag Project with ampelmann

には全力で取り組んでいきますので、

みなさんどうぞよろしくお願いします」


《天沼春樹プロフィール》

1953年生まれ。埼玉県川越市出身。作家・ドイツ文学者であると共に、飛行船研究家としても活躍。

日本グリム協会副会長・日本ツェッペリン協会会長。2011年、日独友好功労賞受賞。

主著に『飛行船ものがたり』『水に棲む猫』、翻訳に『アンデルセン童話全集』他多数の作品がある。

ampelmann(アンぺルマン)とは

アンペルマンは旧・東ドイツ時代に誕生し、現在でもベルリンを中心に活躍している

「歩行者用信号機」です。

60年代のモータリゼーションによる交通量の増加にともない、

増える交通事故から歩行者を守るために、視認性に優れたこのデザインが誕生しました。

アタマでっかちの三頭身で、両手を拡げる「記号」としてのピクトグラムは、

その光る面積も大きく「感情豊かに」歩行の停止を呼びかけます。

アンペルマンの「信号男」としての優れた点は、進行と停止を指示する意味を、

青と赤の色彩による、単純な記号要素に置き換えただけでなく、

表情や身振りによる非言語的要素を加えたことにあります。

絵文字による誰にでも理解しやすい信号は、通行に免許を必要としない、

子供や海外旅行者を含む歩行者の安全を守るにふさわしいカタチといえます。

1960年代、アンペルマンに代表される新しい標準言語としての

「絵文字」は、1964年の東京オリンピックの案内シンボルや、

その後の各地で開催される万国博など近代にまで受け継がれています。

アンペルマンは、ドイツで現在、交通安全のシンボルとして活躍するほか、

ドイツ統一のシンボル、復活のシンボルなど、様々なシンボルとして活躍しています。

​ampelmann Green Flag Project

アンぺルマングリーンフラッグプロジェクト 実行委員会事務局

株式会社アナザー・ビー内

東京都港区高輪1-2-16フラットウェル高輪3FABCTEL:03-5791-7121